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コラム

予防歯科とは?通うメリットや何をするのかも解説

歯の模型と歯ブラシを持ち笑顔の歯科衛生士

こんにちは。広島市安佐南区伴南の歯医者「こころ歯科クリニック」です。

歯が痛くなってから歯医者に行くという考え方は、今や時代遅れになりつつあります。近年注目されているのが予防歯科です。

予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐことを目的とした歯科医療のことで、健康な歯を長く保つための重要なアプローチです。日本でも少しずつ浸透してきており、若い世代から高齢者まで、定期的に予防歯科に通う人が増えています。

今回は、予防歯科とは何かをわかりやすく解説します。予防歯科のメリットや具体的な内容、通う頻度についても解説しますので、お口の健康を守りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

予防歯科とは

予防歯科とは何か考える女性

予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルが起こる前に対処し、口の中を健康な状態に保つことを目的とした歯科医療のことです。これまでのように歯が痛くなってから治療するのではなく、痛くなる前に予防するという考え方が基本になっています。

まだ日本では、予防のために歯科医院に通うという習慣はそれほど一般的ではないかもしれませんが、欧米ではすでに広く浸透しており、定期的なメンテナンスが当たり前になっています。

実際、こうした予防への意識の違いが、歯を長く健康に保てるかどうかに大きく関わっているのです。

予防歯科では、定期的な歯科検診やクリーニング、フッ素塗布、歯磨きの指導などを通じて、口腔内の状態を把握し、トラブルが起こる前に対処していきます。予防歯科とは単なるケアにとどまらず、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しむための第一歩ともいえるのです。

年齢を問わず、誰にとっても必要な医療として、今後さらに注目される分野です。

予防歯科に通うメリット

予防歯科に通うメリットのイメージ

予防歯科に通うことには、単に虫歯を防ぐ以上のさまざまな利点があります。ここでは主なメリットを3つの視点からご紹介します。

虫歯や歯周病の早期発見・早期治療につながる

予防歯科に定期的に通うことで、虫歯や歯周病といった口腔内のトラブルを早期に発見・対処することが可能になります。特に虫歯は、初期段階では痛みなどの自覚症状がないことが多いため、自分では気づきにくいものです。

しかし、定期検診を受けていれば、歯科医師がごく小さな異常でも見逃さず、早めに対応することができます。

また、歯周病も進行すると歯を支える骨にまで影響が及び、最終的には歯を失うリスクもあります。予防歯科では歯ぐきの状態や歯垢・歯石の付着状況などもチェックされるため、症状が深刻化する前に適切な処置を受けることができるのです。

こうした早期発見・早期治療は、歯の健康を長く保つうえで非常に重要なポイントです。

将来的な治療費の節約につながる

予防歯科に通うことは、一時的には費用がかかるように感じるかもしれません。

しかし、長期的に見れば、大がかりな治療を回避できることで、トータルの医療費を抑える効果が期待できます。例えば、虫歯を放置して進行した場合、神経の治療や被せ物、さらには抜歯やインプラントなどの高額な処置が必要になるケースもあります。

一方で、予防歯科で初期段階の虫歯を見つけて治療すれば、簡単な処置で済むケースが多く、費用も大幅に抑えられます。また、定期的に歯石やプラークを除去することで、歯周病の進行を防ぎ、歯の寿命を延ばすこともできます。

結果として、将来の医療費や通院回数を減らせるという点で、予防歯科は費用対効果の高い選択肢といえるでしょう。

全身の健康維持につながる

口の中の健康は、体全体の健康と深く関わっていることが近年の研究で明らかになっています。特に歯周病は、歯ぐきの炎症が血管を通じて全身に影響を与えることがあり、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、さらには誤嚥性肺炎などのリスクを高めることがわかっています。

予防歯科で歯周病を予防・管理することは、こうした全身疾患のリスクを軽減するためにも重要な取り組みです。

また、高齢者の場合は、噛む力が衰えることで栄養摂取が偏り、身体機能の低下や認知症の進行にも影響する可能性があります。予防歯科で自分の歯をできるだけ残すことは、しっかりと食事を摂ることにつながり、健康寿命の延伸にも寄与します。

このように、予防歯科は単なる歯のケアにとどまらず、全身の健康を守る基盤として非常に重要です。

予防歯科で行うこと

PMTCのイメージ

予防歯科では、口の健康を守るためにさまざまなケアや処置が行われます。ここでは主な内容について詳しく見ていきましょう。

口腔内の検査

予防歯科における基本的なステップが、口腔内の状態を把握するための検査です。

歯科医師や歯科衛生士が、虫歯の有無、歯ぐきの炎症、歯周ポケットの深さ、歯並びや噛み合わせの状態などを丁寧にチェックします。必要に応じてレントゲン撮影を行うことで、肉眼では見えない歯の内部や顎の骨の状態まで確認することができます。

このような検査は、トラブルの早期発見にとどまらず、患者さん一人ひとりに合わせた予防計画を立てるうえでも欠かせません。定期的な検査を習慣づけることで、自覚症状が出る前に問題に気づき、迅速な対応が可能になります。

PMTC(歯のクリーニング)

PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、専門的な器具を用いた歯のクリーニングを指します。自宅での歯磨きだけではどうしても落としきれない歯垢や歯石、着色汚れを、専用の機械とペーストを使って丁寧に除去します。

特に歯と歯の間や歯ぐきの境目などは、磨き残しが起こりやすい部位です。PMTCを受けることで、こうした部分をしっかりと清掃でき、虫歯や歯周病の予防効果が高まります。

さらに、歯の表面が滑らかになることで汚れが付きにくくなるほか、口臭の改善や見た目の美しさも期待できます。

フッ素塗布

フッ素は、歯の表面を強化し、虫歯の原因となる酸に対する抵抗力を高める働きがあります。予防歯科では、歯科専用の高濃度のフッ素を直接歯に塗布する処置が行われており、虫歯の予防効果が非常に高いとされています。

特に乳歯や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいため、子どもにとっては重要なケアのひとつです。また、大人や高齢者においても、根元が露出した歯や再発しやすい部位の保護に役立ちます。市販のフッ素入り歯磨き粉と併用することで、より効果的に虫歯を予防できます。

歯磨き指導

予防歯科では、患者さん一人ひとりの口腔状態に合わせた歯磨きの方法について、歯科衛生士から具体的な指導を受けることができます。自己流の歯磨きでは、磨き残しや間違った磨き方により、かえって歯や歯ぐきを傷つけることもあります。

歯ブラシの選び方や正しい当て方、動かし方に加え、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方など、細かなポイントまで丁寧に教えてもらえます。日々のセルフケアの質を高めることは、口腔内の健康維持に直結します。

特にお子さまの仕上げ磨きや高齢者のケアなど、ライフステージに応じたアドバイスが受けられるのも歯磨き指導の大きな利点です。

予防歯科に通う頻度

予防歯科に通う頻度のイメージ

予防歯科の効果をしっかりと実感するためには、定期的な通院が欠かせません。では、どのくらいの頻度で通うのが理想的なのでしょうか。

一般的には、3ヶ月から6ヶ月に1回のペースで定期検診やクリーニングを受けることが推奨されています。この間隔は、歯垢が歯石へと変化するスピードや、虫歯・歯周病の進行を見逃さないための目安とされています。

また、PMTCやフッ素塗布などの予防処置を継続的に受けることで、口腔内の清潔さと健康状態を長く保つことができます。

ただし、通院の頻度は人によって異なります。虫歯や歯周病のリスクが高い方、矯正治療中の方、高齢者などは、1〜2ヶ月ごとの管理が必要になることもあります。自身の口の状態に合ったスケジュールを歯科医師と相談し、無理なく続けることが大切です。

定期的にメンテナンスを受けることが、将来の大きなトラブルを未然に防ぐ鍵となります。

まとめ

笑顔で食卓を囲む三世代家族

予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぎ、口腔内の健康を維持するための大切な医療です。

定期的に歯科医院へ通い、検査やクリーニング、フッ素塗布、歯磨き指導などのケアを受けることで、歯の寿命を延ばし、全身の健康にも良い影響を与えることがわかっています。

予防歯科とは、一生自分の歯で食べるための第一歩であり、将来的な治療費の削減にもつながる、非常に価値の高い取り組みです。年齢を問わず、日々のセルフケアと定期的な専門的ケアを両立させることで、健康で快適な生活を支えることができます。

まだ予防歯科に通ったことがないという方は、ぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。

お口の健康を守りたいとお考えの方は、広島市安佐南区伴南の歯医者「こころ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、患者様に分かりやすい丁寧な治療を意識して診療にあたっています。虫歯・歯周病治療をはじめ、小児歯科、入れ歯・インプラント治療、矯正治療、審美治療・ホワイトニングなど、幅広く診療しております。

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