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歯周病治療

歯周病治療について

歯周病とは、プラーク(歯垢)や歯石にひそむ歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気。初期段階では自覚症状がなく、進行すると腫れや出血、口臭などが起こります。

歯周病の治療方法は状態・症状、病気の進行段階によって異なります。安佐南区の歯医者「こころ歯科クリニック」では、まず歯周病の進行段階を把握するために検査をしっかり行った上で、最適な治療を行っています。

歯周病の検査方法

歯周病は初期段階での自覚症状が乏しいため、進行しやすく重度化するケースが多いのが特徴です。それゆえ歯周病は歯を失う原因の第一位でもあります。まだ症状がなくても歯周病の可能性がありますので、気になる方は一度検査されることをおすすめします。

CTによる診断

CTによる診断

歯周病を治療せずにそのまま放置すると、
徐々にあごの骨が溶かされしまいます。
CTで撮影し、骨の密度などを測定し、
歯周病の進行を調べます。

歯周病精密検査

歯周病精密検査

歯周病は進行すると歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)が深くなったり、出血や腫れが起きたり、歯がグラついたりします。歯周病精密検査では、プローブという器具を使用して歯周ポケットの深さや、歯ぐきからの出血の有無、歯の動揺度などを測定します。歯周病治療を行う上でもっとも基本的であり重要な検査です。

レントゲン検査

レントゲン検査

歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気です。レントゲンを撮影して、目視では確認できない歯を支える骨の状態を調べます。

歯周病の進行段階

歯周病患者もしくはその予備軍の方は日本の成人の約8割だと言われており、多くの人がかかる可能性があります。気になる症状がある方は早めにご来院ください。

進行段階について

進行段階について

はじめは歯ぐきに軽い炎症が起き、痛みはほとんどありませんが、
ブラッシングの際に出血することがあります。
軽度~中等度になると顎の骨が溶け始めたり歯ぐきの腫れや出血、
歯がグラいたり、口臭がひどくなります。重度になると顎の骨が
ほとんど溶かされ、いつ歯が抜け落ちてもおかしくない状態になります。
歯ぐきが下がり歯根が露出して歯が長くなったように見えたり、膿が出て
口臭がさらにきつくなったりします。

歯周病治療メニュー

歯肉炎・軽度歯周病の場合、ブラッシング指導や簡単な歯のクリーニングで治療が済みますが、進行すると外科的な処置が必要になります。

歯周ポケットそうは術

歯周ポケットそうは術

歯ぐきに局所麻酔を行って、歯周ポケット内のプラークや歯石、膿、炎症が起こっている歯周組織を取り除きます。

フラップ手術

フラップ手術

中等度以上の歯周病に行う外科的処置です。歯ぐきに局所麻酔を行って歯ぐきを切開し、露出した歯根に付着しているプラークや歯石、膿、炎症が起こっている歯周組織を取り除きます。

レーザー治療

レーザー治療

歯周病治療時の殺菌や消炎、また止血などに用います。治療の痛みや術後の腫れなどがほとんどなく、患者さんの負担を軽減できます。

CTG(結合組織移植)

CTG(結合組織移植)

歯周病により痩せて薄くなった歯ぐきの厚みを増加させる治療です。上顎の口蓋から結合組織のみを採取し、歯ぐきが痩せている部分の上皮と骨膜との間に移植して歯ぐきを増やします。

FGG(遊離歯肉移植)

FGG(遊離歯肉移植)

歯周病により失われた角化歯肉(コラーゲン繊維に富んだ固い歯周組織)を移植により獲得させる処置方法です。上顎の口蓋から上皮の付いた歯周組織を切り取り、歯根の周りに移植します。

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