• tel:0120135988

ホワイトニングできない歯・白くなりにくい歯とは?原因とおすすめの解決策

「せっかくホワイトニングを受けたのに、思い通りの白さにならなかったらどうしよう」と不安に感じていませんか。お金や時間をかけるからこそ、自分の歯が白くなるのか事前に知っておきたい方も多いでしょう。

ホワイトニングは、すべての歯に同じような効果が出るわけではありません。詰め物や被せ物などの人工物は白くならず、神経を失った歯では通常とは異なる方法が検討されます。また、変色の原因や程度によっては、効果を実感するまでに時間がかかることもあります。

虫歯や歯周病、強い知覚過敏などがある場合は、先に治療や症状への対応が必要になることもあります。

この記事では、ホワイトニングできない歯・白くなりにくい歯の特徴から、施術を慎重に判断するケース、通常のホワイトニングで対応しにくい場合の方法まで解説します。

ホワイトニングできない歯・白くなりにくい歯とは?

ホワイトニングは、すべての歯を同じように白くできるわけではありません。歯の種類や変色の原因、現在の状態によって効果が異なります。

ホワイトニング剤は天然歯に作用して歯を明るくするため、詰め物や被せ物などの人工物には同じ効果を期待できません。

この章では、以下について解説します。

  • 詰め物・被せ物などの人工物はホワイトニングでは白くならない
  • 神経のない歯は通常とは異なるホワイトニング方法が検討される
  • テトラサイクリンなどによる変色は効果や必要期間が異なる

1つずつ確認しましょう。

詰め物・被せ物などの人工物はホワイトニングでは白くならない

レジンやセラミックなどの人工物は、天然歯のようにホワイトニングでは白くなりません。

そのため、周囲の天然歯だけが明るくなると、詰め物や被せ物との色の差が目立つ場合があります。特に前歯など見えやすい場所に人工物がある方は、施術後の仕上がりを事前に確認しておくことが大切です。

色の差が気になる場合は、ホワイトニング後の歯の色に合わせて詰め物や被せ物の交換を検討します。治療済みの歯がある方は、施術前に歯科医師へ伝えておきましょう。

神経のない歯は通常とは異なるホワイトニング方法が検討される

神経を失った歯は、歯髄の出血や壊死、根管治療などの影響で内部から変色することがあります。そのため、通常のホワイトニングでは十分な変化を得られない場合があります。

根管治療済みの歯では、歯の内部に漂白剤を置くウォーキングブリーチなどの内部漂白が選択肢になります。

ただし、適応は歯や根管治療の状態、変色の原因によって異なるため、事前の診査が必要です。

テトラサイクリンなどによる変色は効果や必要期間が異なる

歯の形成期にテトラサイクリン系抗菌薬の影響を受けると、グレーやブラウン系の色、縞模様などの変色がみられることがあります。

ホワイトニングで改善するケースもありますが、一般的な黄ばみより長い期間を要することがあります。変色の程度や希望する白さによっては、ホワイトニングだけでは十分な変化を得にくいケースもあります。

その場合は、ラミネートベニアやセラミッククラウンなど、別の審美治療も含めて検討します。

詰め物・被せ物がある場合のホワイトニングで注意したいこと

詰め物や被せ物がある場合は、ホワイトニング後の色のバランスまで考えて治療計画を立てることが重要です。人工物は白くならないため、天然歯だけが明るくなると色の差が目立つことがあります。

この章では、以下について解説します。

  • 天然歯だけが白くなり人工物との色差が目立つ場合がある
  • ホワイトニング後に詰め物・被せ物の色を合わせる方法を相談する

1つずつ確認しましょう。

天然歯だけが白くなり人工物との色差が目立つ場合がある

詰め物や被せ物がある状態でホワイトニングを行うと、天然歯だけが明るくなり、人工物との色の差が目立つことがあります。

特に前歯など見えやすい場所に人工物がある場合は、施術後の見た目を考慮しておくことが大切です。

人工物があるからといってホワイトニング自体ができないとは限りません。位置や範囲、現在の色、希望する白さを確認し、治療の順番を決めていきます。

ホワイトニング後に詰め物・被せ物の色を合わせる方法を相談する

ホワイトニング後に天然歯と人工物の色の差が気になる場合は、新しい歯の色に合わせて詰め物や被せ物の交換を検討します。

ただし、ホワイトニング直後にすぐ修復治療を行うとは限りません。歯の色の変化や使用する材料などを踏まえ、一定期間あけて治療することもあります。

前歯など目立つ場所の人工物を交換したい方は、ホワイトニング前から希望する仕上がりを伝えておきましょう。

歯の状態によってホワイトニングできないケース

虫歯や歯周病、強い知覚過敏などがある場合は、ホワイトニングより先に治療や症状への対応が必要になることがあります。

口腔内の状態によっては薬剤による刺激で痛みや不快感が生じるため、施術前に確認しておくことが重要です。

この章では、以下について解説します。

  • 虫歯や歯周病がある場合は治療を優先する
  • 歯にヒビ・亀裂・欠けがある場合は施術前に確認する
  • 知覚過敏が強い場合は施術方法を慎重に検討する

1つずつ確認しましょう。

虫歯や歯周病がある場合は治療を優先する

虫歯や歯周病がある場合は、施術前に口腔内の状態を確認し、必要に応じて治療を優先します。

虫歯や歯ぐきの炎症がある状態では、ホワイトニング剤の刺激によって歯がしみたり痛みを感じたりすることがあります。

まずは歯科医院で診査を受け、必要な治療を行ってからホワイトニングを検討しましょう。

歯にヒビ・亀裂・欠けがある場合は施術前に確認する

歯にヒビや亀裂、欠けがある場合は、ホワイトニング剤による刺激を受けやすくなることがあります。

ヒビの深さや象牙質の露出などによっては、施術中や施術後に知覚過敏や痛みが出ることもあります。

必ずホワイトニングできないわけではないため、施術前に歯の状態を確認してもらいましょう。

知覚過敏が強い場合は施術方法を慎重に検討する

もともと知覚過敏が強い方は、ホワイトニングによって症状が強く出ることがあります。

症状に応じて、薬剤濃度や使用時間、実施頻度などを調整したり、一時的に施術を見合わせたりすることがあります。

普段から歯がしみやすい方は、事前に歯科医師へ伝えておきましょう。

ホワイトニングを控える・慎重に判断する人や時期

ホワイトニングは、健康状態やライフステージによって施術を控えたり、慎重に判断したりする必要があります。妊娠・授乳中や特定の疾患がある方は、施術前に歯科医師へ相談しましょう。

この章では、以下について解説します。

  • 妊娠中・授乳中はホワイトニングを控える
  • 無カタラーゼ症の場合はホワイトニングを受けられない
  • 健康状態や薬剤へのアレルギーなどは施術前に確認する

1つずつ確認しましょう。

妊娠中・授乳中はホワイトニングを控える

妊娠中・授乳中のホワイトニングは一般的に推奨されていません。胎児や乳児への有害性が確認されているという意味ではなく、安全性に関する十分なデータがないためです。

急いで行う必要がなければ、妊娠・授乳期間を終えてから検討するとよいでしょう。

無カタラーゼ症の場合はホワイトニングを受けられない

無カタラーゼ症は、過酸化水素を分解するカタラーゼという酵素の活性が著しく低下、または欠損している遺伝性疾患です。

過酸化水素を使用するホワイトニングは避ける必要があるため、歯の見た目を改善したい場合は自己判断で市販品を使わず、歯科医師へ相談しましょう。

表面の着色であれば、クリーニングなど別の方法を検討できる場合があります。

健康状態や薬剤へのアレルギーなどは施術前に確認する

持病や薬剤へのアレルギー、過去にホワイトニングで強い知覚過敏が出た経験などがある方は、施術前に歯科医師へ伝えておきましょう。

また、光を使用する施術では、光線過敏症の有無や服用している薬について確認することもあります。

持病や服薬状況を事前に共有し、自分に適した方法か確認することが大切です。

ホワイトニングできない・白くなりにくい歯を白くする方法

通常のホワイトニングで白くなりにくい場合でも、変色の原因や歯の状態に応じて別の方法を検討できます。

ただし、歯を削る治療が必要になる場合もあるため、それぞれの特徴を確認して選ぶことが大切です。

この章では、以下について解説します。

  • 着色汚れなら歯科医院のクリーニングを検討する
  • 詰め物・被せ物の色が気になる場合は交換などを相談する
  • 神経のない歯は状態に応じた治療方法を相談する
  • 強い変色がある歯はセラミックなど別の方法を検討する

1つずつ確認しましょう。

着色汚れなら歯科医院のクリーニングを検討する

タバコのヤニや飲食物によるステインなど、歯の表面の着色が原因であれば、クリーニングで汚れを取り除くことで本来の歯の色に近づけられることがあります。

ただし、クリーニングは歯の表面の汚れを除去する処置であり、ホワイトニングのように歯そのものの色を漂白するものではありません。

表面の着色なのか歯自体の色なのか分からない場合は、歯科医院で確認してもらいましょう。

詰め物・被せ物の色が気になる場合は交換などを相談する

詰め物や被せ物はホワイトニングでは白くならないため、天然歯との色の差が気になる場合は交換を検討することがあります。

ただし、色の差があるからといって必ず交換が必要なわけではありません。人工物の位置や状態、希望する見た目を踏まえて判断します。

交換する場合は、使用する材料についても歯科医師と相談しましょう。

神経のない歯は状態に応じた治療方法を相談する

神経を失って変色した根管治療済みの歯では、ウォーキングブリーチなどの内部漂白を検討することがあります。

歯の内側から変色にアプローチする方法ですが、すべての歯に適しているわけではありません。変色の原因や根管治療の状態、歯の強度などを確認したうえで適応を判断します。

強い変色がある歯はセラミックなど別の方法を検討する

テトラサイクリン系抗菌薬に関連する強い変色では、通常より長期間のホワイトニングを検討することがあります。

変色の程度や希望する仕上がりによっては、ラミネートベニアやセラミッククラウンなどの審美治療も選択肢です。

これらは治療内容によって歯を削る場合があり、ホワイトニングとは費用や身体的な負担も異なります。メリット・デメリットを確認してから選びましょう。

ホワイトニング前に歯科医院で確認しておきたいこと

ホワイトニングを始める前には、自分の歯が施術に適しているか確認しておくことが大切です。

天然歯と人工物の位置、虫歯や歯周病の有無、変色の原因などを確認すると、適した方法や施術後の仕上がりを判断しやすくなります。

この章では、以下について解説します。

  • 白くしたい歯が天然歯か人工物か確認する
  • 虫歯や歯周病など治療が必要な箇所がないか確認する
  • 現在の歯の状態と希望する白さに合う方法を相談する

1つずつ確認しましょう。

白くしたい歯が天然歯か人工物か確認する

白くしたい部分が天然歯なのか、詰め物や被せ物などの人工物なのか確認しておきましょう。

人工物はホワイトニングでは白くならないため、周囲の天然歯だけが明るくなると色の差が目立つことがあります。

特に前歯に人工物がある場合は、ホワイトニング後の色合わせまで含めて治療計画を立てると安心です。

虫歯や歯周病など治療が必要な箇所がないか確認する

ホワイトニング前には、虫歯や歯周病など、先に対応したほうがよい問題がないか確認してもらいましょう。

虫歯や歯ぐきの炎症がある場合は、ホワイトニング剤による刺激で痛みや不快感が出ることがあります。歯のヒビや亀裂、強い知覚過敏についても事前に確認しておくことが大切です。

必要な治療がある場合は、口腔内の状態を整えてからホワイトニングを検討します。

現在の歯の状態と希望する白さに合う方法を相談する

適切なホワイトニング方法は、もともとの歯の色や変色の原因、人工物の有無、希望する白さなどによって変わります。

短期間で変化を感じたいのか、自宅で時間をかけて白くしたいのかなど、希望する施術ペースによっても選択肢は異なります。

ホワイトニングだけでは対応しにくい場合は、クリーニングや内部漂白、修復・補綴治療なども含めて、自分に合った方法を相談しましょう。

まとめ|ホワイトニングできない歯かどうかは施術前に確認しよう

ホワイトニングでは、詰め物・被せ物などの人工物は天然歯のように白くなりません。また、神経を失った歯では通常とは異なる方法が検討され、テトラサイクリン系抗菌薬による変色では、白くなるまでに時間がかかることがあります。

虫歯や歯周病、強い知覚過敏がある場合は、治療や症状への対応を優先することもあります。

通常のホワイトニングで対応しにくい場合でも、クリーニングや内部漂白、詰め物・被せ物の交換、ラミネートベニアなど別の選択肢があります。

自分の歯がホワイトニングできるのか気になる方は、施術前に歯科医院で状態を確認し、希望する白さに合った方法を相談しましょう。

当院のホワイトニング治療はこちら、当院のホームページはこちらWeb診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

こころ歯科クリニック 院長 青戸光紀

■この記事の監修者

医療法人青心会 理事長
こころ歯科クリニック 院長
青戸 光紀

経歴
  • 2000年 福岡歯科大学 卒業
  • 2006年 こころ歯科クリニック 開院
  • 2012年 医療法人 青心会 起業
  • 2015年 医療法人 青心会 ラベンダー歯科 開院
  • 2016年 医療法人 青心会 メリィハウス歯科 開院
修了研修・学会等
  • 2003年 日本歯科研修研究協会(Japan Postgraduate Dentistry) 認定医
  • 2011年 DBA 矯正コース 修得
  • 2017年 日本口腔インプラント学会 専修医

▶︎ 医師紹介ページを見る