矯正歯科について

矯正歯科では、矯正を専門とする歯科医師が診断と治療を担当し、年齢を問わず一人ひとりに合わせた歯並び改善を進めています。
歯並びの乱れは見た目だけでなく、虫歯や歯周病のリスク、噛みにくさなど日常生活にも影響しやすいため、正確な診断と計画的な治療が必要です。
当院では専門医が月に数回診療を担当しており、成長期のお子さんから大人の方まで幅広く相談を受け付けています。
当院では矯正の専門医による矯正治療を行っています
矯正を専門とする歯科医師が診療を担当しています。
専門医が矯正治療を行うことで、歯の動き方・顎の成長・かみ合わせの変化を総合的に判断できます。
月に3回程度、矯正専門医が当院で診療を行い、小児矯正と成人矯正のどちらにも対応しています。
成長段階のお子さんの場合は、将来の歯並びや顎の発育を見通した治療計画を立てることが可能です。
大人の方には、見た目に配慮した矯正装置や、負担に配慮した治療方法を案内しています。
初めて矯正治療を検討する方に向けた相談も随時受け付けています。
お子さんの歯並びの変化が気になる方や、大人になってから矯正を検討し始めた方でも、現在の状態を分かりやすく説明し、治療の選択肢を丁寧に案内しています。
安心して治療を進められる診療体制を整えていますので、気になる症状がある場合は早めに相談してください。
歯並びの悪さが及ぼすリスク
歯並びの乱れは見た目だけでなく、口腔内や全身の健康にも悪影響を与えます。
歯の位置や噛み合わせが整っていない状態が続くと、清掃が不十分になりやすく、咀嚼機能や筋肉バランスの乱れにつながるためです。
毎日の生活に関わる問題が幅広く起こる可能性があるため、気になる症状がある場合は早めの相談が大切です。
虫歯や歯周病 |
歯並びが乱れていると歯ブラシが届きにくい部分が増え、虫歯や歯周病の発症リスクが高まります。 凹凸のある歯列では食べ物が溜まりやすく、プラークが蓄積しやすい状態になるためです。 磨き残しが慢性的に続くと細菌が増え、歯ぐきの炎症や歯の破壊が進行しやすくなります。 口腔内の健康を守るためにも、清掃しやすい歯並びに整えることが重要です。 |
|---|---|
口臭 |
歯並びが乱れているとプラークや歯石が蓄積しやすくなり、口臭が発生しやすい状態になります。 清掃しにくい部分に細菌が増えると、においのもとになる成分が産生されるためです。 強い口臭は周囲とのコミュニケーションに影響することもあるため、早めの改善が安心につながります。 |
消化不良 |
噛み合わせが乱れていると食べ物を十分に噛めず、消化不良が起こりやすくなります。 咀嚼が不十分なまま飲み込む習慣が続くと胃腸に過剰な負担がかかるためです。 食事の満足度が下がるだけでなく、栄養の吸収効率にも影響する可能性があります。 健康的な食生活のためにも、噛み合わせを整えることは大切です。 |
頭痛や肩こり |
噛み合わせが乱れていると顎や首まわりの筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こりが起こりやすくなります。 片側に力が偏る状態が続くと筋肉の緊張が高まり、全身のバランスが乱れやすくなるためです。 慢性的な疲労や姿勢の乱れにつながる場合もあり、日常生活に支障をきたすことがあります。 |
発音障害 |
歯並びが整っていないと空気の流れや舌の動きが制限され、発音が不明瞭になる場合があります。 歯と歯の間から空気が漏れたり、舌を正しい位置に置けなかったりすることが原因です。 会話が聞き取りにくくなるとストレスにつながることもあるため、日常生活で不便を感じる場合は早めの相談が安心です。 |
矯正治療は見た目を改善できるだけでなく、虫歯や歯周病の予防、全身の健康維持につながります。さまざまな悪影響が出る前に歯並び、咬み合わせでお困りの方は、早めにご相談ください。
不正咬合の種類について
不正咬合は見た目だけでなく、噛む力・発音・顎関節・口腔衛生などに影響を与えるため、種類ごとの特徴を正しく理解することが大切です。
歯や顎の位置が理想的な状態からずれると機能面に問題が起こりやすくなるためです。
下記に代表的な不正咬合をまとめていますので、ご自身やお子さんの歯並びと照らし合わせて確認してみてください。
上顎前突/じょうがくぜんとつ

上の前歯や上顎が前方に出ている状態で、一般的に出っ歯と呼ばれます。
上顎の骨が大きい場合や下顎の成長が弱い場合など、骨格や歯の位置のバランスが崩れることで起こります。
前歯で食べ物を噛み切りにくくなったり、転倒時に前歯をぶつけやすくなる点が問題となりやすいです。
下顎前突/かがくぜんとつ

下の歯が前に出ている状態で、反対咬合と呼ばれます。
下顎の成長が強い場合や上顎の成長が弱い場合など、骨格のバランスが前後にずれることで起こります。
噛み合わせが逆転するため咀嚼が難しくなり、発音が不明瞭になる場合もあります。
叢生/そうせい

歯が重なり合って生える凸凹の状態で、乱ぐい歯や八重歯として知られています。
顎の大きさに対して歯の大きさが大きい場合や、歯が並ぶためのスペースが不足している場合に起こります。
ブラッシングが難しくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高い点が問題です。
開咬/かいこう

奥歯が接触しても前歯が噛み合わない状態です。
舌の癖や指しゃぶりなどの習慣が続いた場合や、骨格の成長バランスが崩れた場合に見られます。
食べ物を前歯で噛み切ることが難しくなり、会話の際に空気が漏れやすくなることがあります。
交叉咬合/こうさこうごう

上下の歯の噛み合わせが左右にずれて、上下の歯列が互い違いになる状態です。
左右いずれかの歯列が内側または外側へ傾いた場合に発生し、噛み合わせのバランスが崩れます。
片側だけで噛む癖がつきやすく、顎の成長や顔の左右差につながる場合があります。
過蓋咬合/かがいこうごう

上の前歯が下の前歯を深く覆う噛み合わせで、咀嚼時の負担が偏りやすい状態です。
上顎の発育が強い場合や、下顎の位置が後ろに下がっている場合に起こります。
深い噛み合わせが続くと、前歯や歯ぐきに過剰な負担がかかり、歯の損傷や歯ぐきの炎症の原因になります。
子どもの矯正(小児矯正)について
子どもの矯正は、成長によって顎の形が変わりやすい時期に治療を行うため、歯が並ぶ土台を整えやすくなります。
骨の成長を利用できる年代では、顎の幅や位置を調整しやすいためです。
小児矯正は「第1期治療」と「第2期治療」に分かれています。
第1期治療(骨格矯正)
対象は6〜10歳頃です。
顎の成長を利用して、歯が並ぶスペースを確保したり、上下のバランスを整えたりします。
指しゃぶりや舌の癖などを改善し、不正咬合の進行を防ぐことにもつながります。
第2期治療(歯列矯正)
対象は永久歯が生え揃う12歳以降です。
ワイヤーやマウスピースを使い、歯を正しい位置に動かします。
成長に合わせた治療を行うことで、将来の歯並びや噛み合わせを整えやすくなります。
大人の矯正(成人矯正)について
大人の矯正は、年齢に関わらず歯並びや噛み合わせを整えることができ、見た目と健康の両方に良い変化が期待できます。
歯と歯ぐきが健康であれば治療を始められるためです。
歯並びが整うと清掃がしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。
噛み合わせが安定すると咀嚼がしやすくなります。
大人の矯正では、生活スタイルに合わせて装置を選べます。
透明のマウスピース矯正は目立ちにくく取り外しができ、普段の生活に取り入れやすい方法です。
表側矯正は幅広い症例に対応でき、白いワイヤーなど目立ちにくいタイプもあります。
裏側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、人に気付かれにくい点がメリットです。
治療期間は1年半〜2年半が一般的で、難易度や装置の種類で変わります。
費用は治療内容によって異なりますが、分割払いを利用して無理のない範囲で始める方も増えています。
取り扱っている矯正治療メニュー
当院では、症状や生活スタイルに合わせて選べる複数の矯正方法を扱っています。 歯の動き方や見た目の希望、治療期間の目安が患者さんごとに異なるためです。 それぞれに特徴があるため、目的に合わせた装置選びが大切です。
表側ワイヤー矯正(メタルブラケット)

幅広い症例に対応できる最も安定した矯正方法です。
金属製のブラケットとワイヤーを使うため、細かな調整が必要なケースでも歯を効率よく動かせるためです。
強度が高く、複雑な歯列や噛み合わせの問題にも対応できる点が特徴です。
表側ワイヤー矯正(クリアブラケット)

見た目を気にせず治療を進めたい方に向いています。
透明のブラケットや白いワイヤーを使用するため、口を開けたときの装置が目立ちにくいためです。
機能はメタルブラケットと同じで、幅広い症例に対応できます。
裏側矯正(リンガルアーチ)
装置を裏側につけるため、矯正していることを周囲に気付かれにくい治療方法です。
装置が舌側に位置するため、表側に見える部分の見た目に影響が出ないためです。
仕事柄口元の見た目を気にする方や、学校生活で装置を目立たせたくない方に適しています。
床矯正

成長期のお子さんの矯正に向いています。
顎の幅を広げたり、歯が並ぶためのスペースを確保できるためです。
取り外しができるため、食事や歯磨きの妨げになりにくく、習慣的な装着で効果を得られます。
成人では、歯列が整った後の保定装置として使用する場合があります。
部分矯正

気になる部分だけを短期間で整えたい方に向いています。
出っ歯や軽度の凸凹など、限られた歯の位置を改善する場合は全体矯正が必要ないためです。
費用や治療期間を抑えられる点が特徴で、前歯の見た目を整えたい方から相談が多い方法です。
マウスピース矯正

目立たずに矯正したい方に適した治療方法です。
透明のマウスピースを使用するため、装着中も自然な見た目を保ちやすいためです。
取り外しができるため、食事や歯磨きが普段通り行えます。
軽度から中程度の歯列不正に対応し、装置の違和感が少ない点もメリットです。
矯正治療の流れ
矯正治療は、専門的な診断と計画に基づいて段階的に進めることで、より安全に歯並びと噛み合わせを整えられます。
歯の動き方や顎の状態を正確に把握したうえで治療を行うと、仕上がりの安定性が高まり、治療期間中の不安も軽減しやすくなるためです。
当院では、矯正歯科を専門とする歯科医師が診療を担当し、一人ひとりの状態に合わせて丁寧に治療を進めています。
初診相談
現在の歯並びや噛み合わせの悩みを伺い、口腔内の状態を確認して改善すべき点を把握します。
歯並びの特徴を理解していただくことで、治療が必要な理由や治療の方向性が分かりやすくなるためです。
相談では、おおまかな治療期間や費用の目安もお伝えし、治療開始に向けた不安を解消できるよう丁寧に説明します。
精密検査
治療に必要な情報を正確に把握するため、歯型の採取・レントゲン撮影・口腔内写真撮影などを行います。
歯の位置や顎の骨格、噛み合わせのバランスを詳しく確認することで、安全に治療を進めるための判断材料が得られるためです。
検査結果をもとに、理想的な治療方法を決定します。
治療計画と期間・費用のご説明
検査結果に基づき、最適な治療方法や期間、費用の詳細をわかりやすく説明します。
治療方針が明確になることで、治療内容に納得したうえで進められ、安心して取り組めるためです。
必要に応じて複数の治療案を提示し、生活スタイルに合わせた選択ができるようサポートします。
装置装着〜定期調整
治療方針が決まったら装置を装着し、歯の移動を開始します。
定期的な調整を行うことで、歯が無理なく動き、予定通りの治療結果につながるためです。
通院の目安は1〜3ヶ月に1回で、装置の状態や歯の動きを確認しながら進めていきます。
治療後の保定
歯並びが整った後は、後戻りを防ぐための保定装置を使用します。
歯は元の位置に戻ろうとするため、安定するまで一定期間支える必要があるためです。
保定期間の目安は数年で、経過観察のために定期的な来院をお願いしています。
きれいに整った歯並びを長く維持するためにも、継続した管理が大切です。
当院の矯正治療の料金
※矯正治療は自由診療(保険適用外・全額自己負担)です
基本料金
| 1回目:矯正相談 | 3,300円 |
|---|---|
| 2回目:検査診断料 | 69,300円 (基本検査料 47,300円+診断料 22,000円) インビザラインの場合はかかりません |
| 来院ごと:動的処置料 または 観察料 |
4,950円 2,200円 インビザラインの場合はかかりません |
| 矯正インプラント | 1本11,000円~ |
※税抜き価格になります。
お子さんの矯正治療
| I期治療(小学校低学年から高学年、永久歯が生えそろうまで) | 220,000円 インビザラインファースト 440,000円~ |
|---|---|
| II期治療(必要な場合のみ、中学生以降、永久歯がほぼ生えそろってから開始) | 330,000円~550,000円 インビザライン 657,800円~ |
分割払い・デンタルローンの案内
矯正治療はまとまった費用が必要になるため、無理なく続けられる支払い方法を選べます。
費用面の負担を分散させることで治療開始のタイミングを逃さずにすむためです。
デンタルローンを利用すると、月々の支払い額を調整しながら治療を進められます。
支払い回数や金額は相談時に案内し、生活に合わせた計画を立てられます。
医療費控除の利用について
矯正治療は、条件を満たす場合に医療費控除の対象になります。
治療目的で矯正を行う場合、年間の医療費が一定額を超えると税金の負担を軽減できるためです。
控除の対象となるかどうかは治療内容によって異なるため、相談時に詳しく説明します。
領収書の保管や申告の手続きについても案内しています。
矯正治療の症例紹介
前歯部反対咬合

| 患者 | 20代女性 |
| 主訴 | 受け口を治したい |
| 診断名 | 下顎前突 |
| 治療内容 | 下顎の両サイドの4番部を抜歯後 ワイヤー矯正 |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 下前歯部の歯の歯茎が退縮する可能性があったがきれいに仕上がりました |

| 患者 | 20代男性 |
| 主訴 | 歯並びががたがたを治したい |
| 診断名 | 狭窄歯列を伴う叢生 |
| 治療内容 | 両サイドの4番部抜歯後 ワイヤー矯正にて並べていきました |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万 |
| 施術の副作用(リスク) | 抜歯を行わないといけないのがリスク |

| 患者 | 20代男性 |
| 主訴 | 歯並びががたがたを治したい |
| 診断名 | 狭窄歯列を伴う叢生 |
| 治療内容 | 両サイドの4番部抜歯後 ワイヤー矯正にて並べていきました |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 100万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 抜歯を行わないといけないのがリスク |
前歯部叢生、一部逆被蓋

| 患者 | 20代女性 |
| 主訴 | かみ合わせが悪いので矯正したい |
| 診断名 | 前歯部叢生、一部逆被蓋 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にて上顎は拡大 |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万円(最終的に) |
| 施術の副作用(リスク) | 拡大に伴う歯茎下がりに注意を払います |

| 患者 | 20代男性 |
| 主訴 | 上下額のかみ合わせが気になる |
| 診断名 | 前歯部叢生・一部逆被蓋 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にて拡大 |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万円 |
| 施術の副作用(リスク) |

| 患者 | 30代男性 |
| 主訴 | 歯並びを治してきれいにしたい |
| 診断名 | 上顎の狭窄歯列 |
| 治療内容 | IPRと拡大 |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 上顎前突にならないように |
下顎前突 非抜歯

| 患者 | 20代男性 |
| 主訴 | 受け口を治したい |
| 診断名 | 下顎前突 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にて上顎は拡大 下顎はひっこめていく |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 下前歯部の歯茎下がりに注意 |

| 患者 | 17歳男性 |
| 主訴 | 受け口を治したい |
| 診断名 | 下顎前突 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にて歯列拡大 |
| 治療期間 | 2年間 |
| 費用(税込) | 80万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 下前歯の歯茎下がりに注意 |

| 患者 | 30代男性 |
| 主訴 | 歯並びを理想的に整えたい |
| 診断名 | 上顎の狭窄歯列 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にて治療 |
| 治療期間 | 1年間 |
| 費用(税込) | 60万円 |
| 施術の副作用(リスク) |
上顎前突叢生 上下抜歯

| 患者 | 30代女性 |
| 主訴 | 上顎の出っ歯引っ込めたい |
| 診断名 | 上顎前突 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正とIPRを行い上顎を引っ込めていく |
| 治療期間 | 1年半 |
| 費用(税込) | 60万円 |
| 施術の副作用(リスク) |

| 患者 | 20代男性 |
| 主訴 | 嚙むと下の歯も見えにくい 出っ歯気味を治したい |
| 診断名 | 過蓋咬合を伴う上顎前突 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にて歯並びを整える |
| 治療期間 | 1年半 |
| 費用(税込) | 70万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 歯茎下がりに注意 |

| 患者 | 17歳男性 |
| 主訴 | 左上の歯が引っ込んでいるのを整えたい |
| 診断名 | 上顎前突叢生 |
| 治療内容 | ワイヤー矯正にてアーチを整える |
| 治療期間 | 1年間 |
| 費用(税込) | 60万円 |
| 施術の副作用(リスク) | 特になし |
矯正治療に伴うリスクと副作用
矯正治療には、治療効果を高めるために歯へ力を加える過程があるため、一定のリスクや副作用が生じる可能性があります。
歯の移動によって口腔内の環境が変化し、装置の影響も加わるためです。
当院では治療を受ける前にリスクを丁寧に説明し、安心して治療を進められる環境づくりを行っています。
治療中の痛み・違和感
矯正治療では装置をつけた直後や調整後に痛みや違和感が生じる場合があります。
歯が移動する際に周囲の組織へ負荷がかかるためです。
痛みは数日で軽くなることが多く、慣れていくにつれて日常生活への影響も少なくなります。
装置が頬や唇に触れて口内炎ができる場合もあるため、保護用ワックスなどで刺激を和らげながら治療を続けていきます。
むし歯・歯肉炎のリスク
矯正装置を装着すると清掃しにくい部分が増え、むし歯や歯肉炎が発生しやすくなります。
装置まわりに汚れが停滞すると、プラークが蓄積し細菌が繁殖するためです。
適切なブラッシング方法を身につけることが重要であり、当院では装置に合わせた磨き方やケア方法を丁寧に指導しています。
定期的なクリーニングを行うことで健康な口腔環境を維持しやすくなります。
治療期間延長の可能性
矯正治療の期間は計画を立てたうえで進めますが、状況によって延長する場合があります。
歯の動き方には個人差があり、治療開始前に予測できない変化が生じるためです。
マウスピースの装着時間が不足している場合や、顎間ゴムの使用が継続できない場合、装置が外れた場合なども治療の進行に影響します。
予定より時間がかかる可能性を理解したうえで、協力して治療を進めることが大切です。
後戻り防止のための保定について
矯正治療が完了した後は、歯が元の位置に戻らないよう安定させる期間が必要です。
歯の周囲の組織が動いた位置に順応するまで時間がかかるためです。
保定期間はリテーナーを使いながら歯を安定させ、後戻りを防ぎます。
治療後の歯並びを長く維持するためには、保定装置を継続的に使用し、定期的に状態を確認することが欠かせません。
矯正に関するQ&A
矯正治療でよくいただく質問をまとめています。
治療の仕組みや期間を事前に知ることで、安心して治療を進めやすくなるためです。
治療内容は年齢や症状によって異なるため、相談の際に詳しく説明しています。
治療期間はどれくらい?
全体的な矯正では2〜3年ほどかかることが一般的です。
歯の動くスピードには個人差があり、噛み合わせの状態や選択する装置によって必要な期間が変わるためです。
部分矯正の場合は数ヶ月〜1年ほどで完了することがあります。
お子さんの治療では成長に合わせて進めるため、1期治療・経過観察・2期治療を含めると期間が長くなる傾向があります。
治療後は歯並びを安定させるために保定期間が別途必要です。
何歳から矯正を始めるべき?
歯と歯ぐきが健康であれば、矯正は何歳からでも始められます。
大人の場合は骨格の成長が完了しているため、治療計画が立てやすいメリットがあるためです。
お子さんの場合は6〜7歳頃に一度相談することをおすすめします。
前歯が生え変わる時期は顎の成長を利用でき、効率の良い治療計画を立てやすいためです。
受け口や顎のずれが見られる場合は3歳頃から相談が必要になることもあります。
装置はどのくらい目立ちますか?
現在の矯正装置は目立ちにくいものを選ぶことができます。
用途に応じた素材や装置を使うことで、見た目の心配を減らせるためです。
透明のマウスピース矯正は装着していても気付かれにくく、表側矯正でも白いワイヤーや透明のブラケットを使用できます。
裏側矯正は歯の裏側に装置を付けるため、正面から見えません。
生活スタイルやご希望に合わせて最適な装置を提案しています。
通院頻度は?
治療中は約1ヶ月に1回の通院が必要です。
歯を安全に動かすためには、定期的な調整やチェックが欠かせないためです。
ワイヤー矯正は3〜4週間に1回の調整が一般的です。
マウスピース矯正では自己交換ができるため、1.5ヶ月〜3ヶ月に1回の通院に減らせる場合があります。
保定期間中は3ヶ月〜半年に1回の頻度で経過を確認します。
他院で矯正中でも相談可能ですか?
現在治療中の方でも相談できます。
治療内容に不安を感じる場合や比較検討したい場合は、新しい視点で話を聞くことで疑問を解消できるためです。
セカンドオピニオンでは治療を継続しながら相談が可能です。
転院を希望される場合は、精度の高い診断のために再検査が必要となり、追加費用が発生します。
これまでの検査資料を持参いただくと診療がスムーズに進みます。
予防歯科はこちら
歯の残すための予防歯科、
当院の予防歯科メニューをご紹介しています。
診療予約はこちらから
当院は患者さまをお待たせしないために
予約制となっています。
診療予約はお電話またはWEBにて受け付けています。
診療時間:平日 9:00~13:00/14:30~18:30
土曜日 9:00~13:00/14:30~17:00
休診日:日曜日・祝日







