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虫歯を5年放置するとどうなる?痛くない場合の危険性・抜歯リスク・治療法を解説

虫歯を5年放置すると、歯が大きく欠ける、神経まで進行する、歯の根の先に炎症が広がるなどの状態が考えられます。症状が進むと、簡単な詰め物だけでは対応できず、根管治療や被せ物、場合によっては抜歯が必要になることもあります。

「以前は痛かったのに、今は痛くない」という場合でも、虫歯が治ったとは限りません。虫歯が神経まで進行し、神経が壊死すると痛みを感じにくくなることがあるためです。

ただし、5年放置していても必ず抜歯になるわけではありません。歯の根や周囲の骨の状態によっては、根管治療や被せ物で歯を残せるケースもあります。

本記事では、虫歯を5年放置した場合に考えられるリスク、痛くない虫歯の注意点、治療法、費用や通院回数の目安、歯医者に行くのが怖い方への受診ポイントを解説します。まずは現在の状態を知ることから始めましょう。

虫歯を5年放置するとどうなる?

虫歯を5年放置すると、歯が大きく欠けたり、神経まで進行したり、歯の根の先に炎症が広がったりすることがあります。症状が進むと、少し削って詰めるだけでは対応できず、根管治療や被せ物、場合によっては抜歯後の治療が必要になることもあります。

ただし、虫歯の進行スピードは人によって異なります。歯磨きの状態、食生活、唾液の量、虫歯の場所、過去の治療歴などによって、5年放置していても状態には差があります。

ここでは、虫歯を5年放置した場合に考えられる状態について解説します。

  • 5年放置した虫歯はC3〜C4まで進行している可能性がある
  • 痛みがある場合は神経まで虫歯が進んでいることがある
  • 痛みが消えた場合も治ったわけではない

5年放置した虫歯はC3〜C4まで進行している可能性がある

5年ほど虫歯を放置している場合、「C3」や「C4」と呼ばれる進行した段階まで達している可能性があります。

C3は、虫歯が神経まで達している状態です。強い痛みが出たり、何もしなくてもズキズキ痛んだりすることがあります。

C4は、歯の頭の部分が大きく崩れ、根だけが残っているような状態です。この段階になると、歯を残せるかどうかは慎重な検査が必要になります。

ただし、放置期間だけで進行度を判断することはできません。実際の状態は、歯科医院での視診やレントゲン検査などで確認しましょう。

痛みがある場合は神経まで虫歯が進んでいることがある

現在、強い痛みがある場合は、虫歯が神経に近づいている、または神経まで達して歯髄炎を起こしているケースが考えられます。

特に、冷たいものだけでなく温かいものがしみる、何もしなくてもズキズキ痛む、夜眠れないほど痛むといった症状がある場合は、虫歯が進行しているサインかもしれません。

痛みが強い場合、市販の痛み止めで一時的に症状が和らぐことはありますが、虫歯そのものが治るわけではありません。できるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。

痛みが消えた場合も治ったわけではない

以前は強く痛んでいたのに、ある時期から痛みが消えた場合でも、虫歯が治ったとは限りません。

虫歯が神経まで進行し、神経が壊死すると、痛みを感じにくくなることがあります。そのため、「痛くないから大丈夫」と判断して放置すると、歯の根の先に膿がたまったり、歯ぐきが腫れたりすることもあります。

痛みがなくなった場合でも、虫歯の進行が止まったわけではないことがあります。自覚症状がないうちに悪化することもあるため、歯科医院で状態を確認することが大切です。

虫歯は5年放置しても自然に治らない

虫歯は、進行すると自然に元の状態へ戻ることは基本的にありません。歯の表面がわずかに溶けた初期段階であれば、再石灰化によって進行を抑えられる可能性がありますが、穴が空いた虫歯や黒くなった虫歯は歯科治療が必要です。

ここでは、虫歯が自然に治りにくい理由と、放置によって治療が大きくなりやすい理由を解説します。

  • 初期虫歯を除き、進行した虫歯は自然に元へ戻らない
  • 放置期間が長いほど治療が大きくなりやすい

初期虫歯を除き、進行した虫歯は自然に元へ戻らない

歯の表面が白く濁る程度の初期虫歯であれば、フッ素の活用や丁寧な歯磨き、食生活の見直しによって再石灰化が期待できる場合があります。

しかし、すでに歯に穴が空いている、黒くなっている、食べ物が詰まる、しみるといった症状がある場合は、自然に元の形へ戻ることは基本的にありません。

特に5年ほど放置している虫歯では、歯の内部まで進行していることがあります。歯科医院で感染した部分を取り除き、詰め物や被せ物などで修復する必要があります。

放置期間が長いほど治療が大きくなりやすい

虫歯は、放置するほど治療範囲が広がりやすくなります。

初期の段階で見つかれば、少し削って詰めるだけで済むことがあります。しかし、虫歯が神経まで進行すると、根管治療が必要になる場合があります。さらに歯の大部分が失われている場合は、被せ物や抜歯後の治療を検討しなければならないこともあります。

放置期間が長くなるほど、費用や通院回数の負担が増える傾向があります。違和感がある場合は、早めに受診することが歯を残すためにも大切です。

虫歯を5年放置したときに起こりやすい症状

虫歯を5年放置すると、歯の見た目や痛みだけでなく、噛むときの違和感、口臭、歯ぐきの腫れなどが出ることがあります。症状の出方は人によって異なり、痛みが少ないまま進行するケースもあります。

ここでは、5年ほど放置した虫歯で起こりやすい症状を紹介します。

  • 歯が黒くなる・穴が大きくなる
  • 冷たいものや甘いものがしみる
  • 何もしなくてもズキズキ痛む
  • 噛むと痛い・歯が浮いた感じがする
  • 口臭が強くなる
  • 歯ぐきが腫れる・膿が出る

歯が黒くなる・穴が大きくなる

虫歯が進行すると、歯の表面が黒くなったり、穴が大きくなったりすることがあります。

虫歯菌が出す酸によって、歯の表面のエナメル質や内側の象牙質が溶かされるためです。長期間放置していると、歯の一部が欠けたり、食べ物が詰まりやすくなったりすることもあります。

歯の見た目に大きな変化がある場合は、虫歯が内部まで進んでいることがあります。早めに歯科医院で状態を確認しましょう。

冷たいものや甘いものがしみる

冷たい飲み物や甘いものがしみる場合は、虫歯が象牙質まで進行していることがあります。

象牙質には神経へ刺激を伝える細い管があるため、冷たいものや甘いものの刺激が神経に伝わりやすくなります。

しみる症状が一時的であっても、虫歯が進行しているサインのことがあります。症状が続く場合は、早めに受診しましょう。

何もしなくてもズキズキ痛む

食事をしていないときでもズキズキ痛む場合は、虫歯が神経に達し、歯髄炎を起こしているケースが考えられます。

この段階では、虫歯を削って詰めるだけでは対応できず、神経の治療である根管治療が必要になることがあります。痛みが強い場合や夜眠れないほど痛む場合は、早めの処置が必要です。

噛むと痛い・歯が浮いた感じがする

物を噛んだときに痛い、歯が浮いたように感じる場合は、歯の根の先や歯を支える組織に炎症が広がっていることがあります。

神経が壊死したあと、感染が歯の根の先まで進むと、根尖性歯周炎と呼ばれる状態になることがあります。この場合、噛んだときの痛みや違和感、歯ぐきの腫れなどが出ることがあります。

口臭が強くなる

虫歯を長く放置すると、口臭が強くなることがあります。

虫歯の穴に食べかすや細菌がたまりやすくなるほか、歯の内部で感染が進むことで臭いの原因になる場合があります。ただし、口臭の原因は虫歯だけではなく、歯周病、舌の汚れ、口の乾燥なども関係します。

口臭が気になる場合は、虫歯だけでなく口腔内全体の状態を確認してもらうことが大切です。

歯ぐきが腫れる・膿が出る

歯ぐきが腫れる、膿が出る、歯ぐきにできもののようなものがある場合は、歯の根の先に炎症や膿がたまっていることがあります。

膿が出ると一時的に痛みが和らぐことがありますが、原因が治ったわけではありません。感染が続いている状態のため、根管治療や外科的処置が必要になる場合があります。

5年放置した虫歯でも歯を残せる可能性はある?

5年放置した虫歯でも、必ず抜歯になるとは限りません。歯の根の状態や周囲の骨の状態によっては、根管治療や被せ物で歯を残せる可能性があります。

一方で、歯が大きく割れている、歯の根まで虫歯が進んでいる、周囲の骨が大きく失われている場合などは、抜歯が必要になることもあります。

ここでは、歯を残せる可能性があるケースについて解説します。

  • 根管治療で歯を保存できる場合
  • 歯の根が残っていれば土台と被せ物で治療できることがある
  • 状態によっては特殊な治療を検討できる場合がある

根管治療で歯を保存できる場合

虫歯が神経まで進行していても、歯の根が残せる状態であれば、根管治療によって歯を保存できる場合があります。

根管治療では、感染した神経や細菌をできるだけ取り除き、根管内を洗浄・消毒して薬を詰めます。その後、土台を立てて被せ物を装着します。

ただし、根管の形が複雑な場合や、感染が大きく広がっている場合は、治療回数が増えたり、追加処置が必要になったりすることがあります。

歯の根が残っていれば土台と被せ物で治療できることがある

歯の頭の部分が大きく失われていても、歯の根がしっかり残っていれば、土台を立てて被せ物を装着できる場合があります。

被せ物を安定させるためには、歯ぐきより上に健康な歯質が一定量残っていることが重要です。歯の根が短い、割れている、虫歯が深く進んでいる場合は、保存が難しくなることがあります。

状態によっては特殊な治療を検討できる場合がある

虫歯が歯ぐきの下まで進んでいる場合でも、状態によってはエクストリュージョンという治療を検討できることがあります。

エクストリュージョンとは、矯正的に歯の根を少し引き出し、被せ物を装着するために必要な歯質を確保する方法です。ただし、すべての症例に適応できるわけではなく、歯の根の長さや周囲の骨の状態などを確認したうえで判断されます。

5年放置した虫歯の治療法

5年放置した虫歯の治療法は、歯の状態によって異なります。虫歯の範囲が比較的小さければ詰め物や被せ物で対応できることもありますが、神経まで進行している場合は根管治療が必要になることがあります。

また、歯を残せない場合は抜歯を行い、その後にブリッジ・入れ歯・インプラントなどで噛む機能を補う治療を検討します。

ここでは、主な治療法を紹介します。

  • 根管治療
  • 根尖切除術
  • 抜歯後のインプラント治療
  • 抜歯後のブリッジ治療
  • 抜歯後の入れ歯治療

根管治療

根管治療は、歯の内部にある神経の管を清掃・消毒する治療です。虫歯が神経まで進行している場合や、神経が壊死している場合に行われます。

根管内の感染源をできるだけ取り除き、薬を詰めて密閉したあと、土台と被せ物で歯を補強します。歯を残せる可能性がある治療ですが、歯の状態によっては再治療や追加処置が必要になることもあります。

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根尖切除術

根管治療を行っても根の先の炎症が改善しにくい場合、根尖切除術を検討することがあります。

根尖切除術は、歯ぐきを切開して根の先の病変を外科的に取り除く治療です。ただし、すべての症例で行えるわけではありません。歯の根の状態や病変の大きさ、周囲の骨の状態などを確認したうえで適応が判断されます。

抜歯後のインプラント治療

歯を残せない場合は抜歯が必要になることがあります。抜歯後の選択肢の一つがインプラント治療です。

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。固定式で噛みやすいことが特徴ですが、外科処置が必要であり、骨の状態によっては追加処置が必要になることもあります。多くの場合、自費診療になります。

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抜歯後のブリッジ治療

ブリッジは、抜歯した部分の両隣の歯を支えにして、橋のようにつながった被せ物を装着する治療です。

固定式で違和感が少ない一方、支えにする両隣の歯を削る必要があります。また、支えとなる歯に負担がかかるため、歯の状態によっては適応できないこともあります。

抜歯後の入れ歯治療

入れ歯は、失った歯を補うための取り外し式の装置です。部分入れ歯と総入れ歯があり、保険診療で対応できるケースもあります。

比較的短期間で作製できることが多い一方、慣れるまで違和感が出ることがあります。また、定期的な調整や清掃が必要です。

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虫歯を5年放置した場合の治療費・通院回数の目安

虫歯を5年放置した場合の治療費や通院回数は、虫歯の本数、進行度、治療法、保険診療か自費診療かによって大きく変わります。

なお、治療費は保険点数の改定や検査内容、使用する素材、治療する歯の本数によって変わります。ここで紹介する金額はあくまで目安であり、正確な費用は診察後に確認しましょう。

ここでは、費用や通院回数の目安について解説します。

  • 保険診療で治療できるケース
  • 自費診療になるケース
  • 費用や期間は診察後に確認することが大切

保険診療で治療できるケース

保険診療で対応できる場合、自己負担は1〜3割です。

根管治療そのものは、3割負担で数千円〜1万円程度が目安になることがあります。ただし、初診料、検査料、レントゲン、土台、被せ物などは別途かかるため、総額は状態によって変わります。

抜歯後に保険のブリッジや入れ歯を選ぶ場合も、欠損本数や設計によって費用は異なります。数千円〜数万円程度が目安になることがありますが、正確な金額は歯科医院で確認が必要です。

通院回数は、軽度であれば数回で終わることもありますが、根管治療が必要な場合は複数回の通院が必要です。炎症が強い場合や複数の歯を治療する場合は、さらに期間がかかることがあります。

自費診療になるケース

見た目や耐久性を重視してセラミックの被せ物を選ぶ場合や、抜歯後にインプラントを選ぶ場合などは、自費診療になることがあります。

自費の精密根管治療は、使用する機器や治療内容によって1本あたり数万円〜十数万円以上かかることがあります。セラミックの被せ物は、素材や医院によって費用が異なります。

インプラント治療は、1本あたり数十万円程度かかることが一般的です。治療期間も、抜歯後の治癒期間や骨の状態によって数ヶ月以上かかることがあります。

費用や期間は診察後に確認することが大切

虫歯を5年放置している場合、同じ「虫歯治療」でも、歯を残せるか、抜歯が必要か、何本治療するかによって費用や通院回数が大きく変わります。

費用や期間に不安がある場合は、初診時に「保険診療でできる範囲」「自費診療を選ぶ場合のメリット・デメリット」「総額の目安」を確認しておくと安心です。

すぐに歯科医院を受診した方がよい症状

虫歯を長期間放置している場合、症状によっては早急な受診が必要です。特に、腫れや発熱、口が開きにくい、飲み込みにくいといった症状がある場合は、感染が周囲に広がっている可能性があります。

ここでは、早めに歯科医院や医療機関を受診した方がよい症状を紹介します。

  • 顔や歯ぐきが腫れている
  • 膿が出ている・強い口臭がある
  • 発熱やだるさがある
  • 痛み止めを飲んでも強い痛みが続く
  • 口が開きにくい・飲み込みにくい

顔や歯ぐきが腫れている

虫歯がある側の歯ぐきや頬、顎が腫れている場合は、歯の根の先に炎症や膿がたまっていることがあります。

腫れが広がっている場合や、痛みが強い場合は、早めに歯科医院を受診してください。状態によっては、抗菌薬の処方や膿を出す処置、根管治療などが必要になることがあります。

膿が出ている・強い口臭がある

歯ぐきから膿が出ている、口臭が急に強くなったという場合は、歯の内部や根の先で感染が続いていることがあります。

膿が出ることで一時的に痛みが軽くなることもありますが、原因が解決したわけではありません。放置すると炎症が再発することがあるため、歯科医院で原因を確認しましょう。

発熱やだるさがある

歯の痛みや腫れに加えて、発熱や強いだるさがある場合は、炎症が広がっていることがあります。

このような症状がある場合は、早急な受診が必要です。歯科医院で対応が難しい場合は、口腔外科や医科の受診が必要になることもあります。

痛み止めを飲んでも強い痛みが続く

市販の痛み止めを飲んでも強い痛みが続く場合は、歯髄炎や根の先の炎症が強くなっているケースが考えられます。

痛み止めは一時的に症状を和らげるためのもので、虫歯の原因を治すものではありません。痛みが強い場合は、できるだけ早く歯科医院に相談しましょう。

口が開きにくい・飲み込みにくい

口が開きにくい、飲み込みにくい、喉の奥が痛い、息苦しいといった症状がある場合は、炎症が周囲の組織に広がっていることがあります。

このような症状は重症化のサインになることがあります。特に息苦しさを伴う場合は、歯科医院だけでなく救急対応が可能な医療機関への受診も検討してください。

虫歯を5年放置して歯医者に行くのが怖い方へ

虫歯を長く放置してしまうと、「怒られるのではないか」「口の中を見られるのが恥ずかしい」「治療が痛そう」と不安になる方は少なくありません。

しかし、多くの歯科医院では、放置したことを責めるのではなく、現在の状態を確認し、痛みや不安をできるだけ減らしながら治療計画を立てます。

ここでは、歯医者に行くのが怖い方に向けて、受診前に知っておきたいポイントを紹介します。

  • 歯科医師は放置したことを責めるために診るわけではない
  • 今の歯科治療では痛みに配慮した方法がある
  • 不安が強い方は医院選びや事前相談も大切

歯科医師は放置したことを責めるために診るわけではない

歯科医師や歯科衛生士は、患者さんの口の中の状態を確認し、必要な治療を行うことが仕事です。放置してしまった理由は人それぞれであり、忙しさや恐怖心、過去の治療経験などが関係していることもあります。

受診時には、「歯医者が苦手」「長く放置してしまって不安」と正直に伝えて問題ありません。事前に伝えることで、説明を丁寧にしてもらえたり、痛みに配慮した進め方を相談しやすくなったりします。

今の歯科治療では痛みに配慮した方法がある

歯科治療の痛みが不安な方には、表面麻酔や細い針、電動麻酔器などを使い、麻酔時の痛みに配慮している歯科医院もあります。

ただし、痛みの感じ方には個人差があり、すべての治療が完全に痛くないわけではありません。治療前に「痛みが苦手です」と伝えておくことで、こまめに声をかけながら進めてもらえる場合があります。

歯科恐怖が強い場合は、静脈内鎮静法などに対応している医院で相談できることもあります。対応の有無や適応は医院によって異なるため、予約時に確認しましょう。

不安が強い方は医院選びや事前相談も大切

歯医者が怖い方は、歯科医院のホームページや口コミを事前に確認しておくと安心です。

「丁寧なカウンセリング」「痛みに配慮した治療」「歯科恐怖症の方も相談可」「説明と同意を大切にしている」などの記載がある医院は、不安に配慮した対応をしている可能性があります。

また、予約時や問診票に「5年ほど放置していて不安」「怒られないか心配」「痛みに弱い」と書いておくと、初診時に相談しやすくなります。

虫歯を5年放置した方からよくある質問

虫歯を5年放置した方の多くは、治療期間や費用、初診で何をするのかに不安を感じています。

ここでは、よくある質問に回答します。

  • 5年放置した虫歯の治療期間はどれくらいですか?
  • 治療費は総額でいくらくらいかかりますか?
  • 初診の日はどのような治療をしますか?
  • 虫歯を5年放置して痛くないのはなぜですか?
  • 5年放置した虫歯は必ず抜歯になりますか?
  • 歯がボロボロで恥ずかしくても診てもらえますか?

5年放置した虫歯の治療期間はどれくらいですか?

治療期間は、虫歯の進行度や本数、治療法によって異なります。

小さな虫歯であれば数回で終わることもありますが、神経まで進行して根管治療が必要な場合は、数回から数ヶ月かかることがあります。抜歯後にインプラントなどを選ぶ場合は、骨や歯ぐきの治癒期間を含めて、さらに長くかかることもあります。

正確な期間は、検査後に歯科医師から説明を受けましょう。

治療費は総額でいくらくらいかかりますか?

治療費は、保険診療か自費診療か、虫歯の本数、治療内容によって大きく異なります。

保険診療であれば、1本あたり数千円〜数万円程度で対応できる場合があります。ただし、初診料、検査、根管治療、土台、被せ物などを含めると、状態によって総額は変わります。

自費診療でセラミックやインプラントを選ぶ場合は、数万円〜数十万円以上かかることもあります。費用が不安な場合は、治療前に見積もりを確認し、保険診療でできる範囲も相談しましょう。

初診の日はどのような治療をしますか?

初診では、まず問診、口腔内の確認、レントゲン撮影などを行い、虫歯の進行度や歯の根の状態を調べることが一般的です。

そのうえで、現在の状態、治療の選択肢、費用や通院回数の目安について説明を受けます。激しい痛みや腫れがある場合は、当日に応急処置を行うこともあります。

いきなり大きく削ったり、説明なく抜歯したりすることは通常ありません。不安なことがあれば、治療前に遠慮なく相談しましょう。

虫歯を5年放置して痛くないのはなぜですか?

虫歯を5年放置しているのに痛みがない場合、虫歯があまり進行していないケースもありますが、神経が壊死して痛みを感じにくくなっているケースも考えられます。

特に、以前は強く痛んでいたのに急に痛みが消えた場合は注意が必要です。痛みがなくても、歯の根の先に炎症や膿がたまっていることがあります。

痛くないからといって放置せず、歯科医院で状態を確認しましょう。

5年放置した虫歯は必ず抜歯になりますか?

5年放置した虫歯でも、必ず抜歯になるわけではありません。

歯の根が残っている、周囲の骨の状態が保たれている、根管治療で感染をコントロールできるといった場合は、歯を残せる可能性があります。

一方で、歯の根が割れている、虫歯が歯ぐきの下まで深く進んでいる、周囲の骨が大きく失われている場合などは、抜歯が必要になることもあります。抜歯が必要かどうかは、検査後に判断されます。

歯がボロボロで恥ずかしくても診てもらえますか?

歯がボロボロの状態でも、歯科医院で診てもらえます。

長期間歯医者に行けなかった理由は、忙しさ、恐怖心、費用の不安、過去の治療経験など人によってさまざまです。多くの歯科医院では、放置したことを責めるのではなく、現在の状態を確認し、できる治療方法を一緒に考えます。

不安が強い場合は、予約時や問診票に「長く放置していて不安」「歯を見せるのが恥ずかしい」と書いておくと相談しやすくなります。

まとめ|虫歯を5年放置していても、まずは歯科医院で状態を確認しましょう

虫歯を5年放置すると、歯が大きく欠けたり、神経まで進行したり、歯の根の先に膿がたまったりする可能性があります。以前あった痛みが消えた場合でも、虫歯が治ったとは限らず、神経が壊死して痛みを感じにくくなっているケースも考えられます。

進行した虫歯は、基本的に自然に元へ戻ることはありません。放置期間が長くなるほど、根管治療や被せ物、抜歯後の治療が必要になる可能性が高まり、費用や通院回数の負担も増えやすくなります。

ただし、5年放置していても、必ず抜歯になるわけではありません。歯の根や周囲の骨の状態によっては、根管治療や被せ物で歯を残せるケースもあります。

「怒られそう」「ボロボロの歯を見せるのが恥ずかしい」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、多くの歯科医院では、現在の状態を確認し、できるだけ不安を減らしながら治療計画を立てます。

顔の腫れ、膿、発熱、口が開きにくい、飲み込みにくいなどの症状がある場合は、早めの受診が必要です。症状がない場合でも、まずは歯科医院で状態を確認し、今できる治療を相談しましょう。

当院の虫歯治療はこちら、当院のホームページはこちらWeb診療予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

こころ歯科クリニック 院長 青戸光紀

■この記事の監修者

医療法人青心会 理事長
こころ歯科クリニック 院長
青戸 光紀

経歴
  • 2000年 福岡歯科大学 卒業
  • 2006年 こころ歯科クリニック 開院
  • 2012年 医療法人 青心会 起業
  • 2015年 医療法人 青心会 ラベンダー歯科 開院
  • 2016年 医療法人 青心会 メリィハウス歯科 開院
修了研修・学会等
  • 2003年 日本歯科研修研究協会(Japan Postgraduate Dentistry) 認定医
  • 2011年 DBA 矯正コース 修得
  • 2017年 日本口腔インプラント学会 専修医

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